食材の「鶏肉」そのものについてのよりも先に、気になっていた「鶏肉の焼き方」「鶏肉を焼く時間」「チキンソテー」について調べました。
なので、いつも鶏肉を調理する時の火加減、火入れの時間などに困っていました。
味つけはうまくいくのですが、食感がイマイチ…。
ある時、料理研究家の方のレシピ通りにしたら、簡単に毎回生焼けでない、皮パリパリのジューシーな鶏肉を焼けるようになりました。
うまい!鶏肉の焼き方をお伝えします。
鶏もも肉を使って焼いています。
おいしい鶏肉の焼き方
① まずは、鶏肉の下ごしらえから。
調理には下ごしらえすることで、料理の仕上がりが変わってきますよね。
鶏もも肉を使ってご紹介していきます。
時間がないとき、面倒な時は①②は飛ばしても大丈夫です。
- 鶏もも肉の筋をだいだいでいいので取り除く。目だった黄色の脂肪を取り除く。
- 鶏もも肉の厚みを均一にするために、鶏肉を切り開きます。
私は、切り開くというより切り込みを浅くところどころに入れている感じです。
切り込みを深く入れると鶏肉が切れてしまうのでご注意。 - 鶏肉をお酒でもみ洗いして、軽く塩こしょうを振る。
- 鶏肉にフォークを刺してブスブスと穴を開ける(表裏両面)
うちは、肉穴あけ(ミートテンダーライザー)を使って鶏もも肉に穴を開けています。
この刃先でお肉に穴を開けます。
鶏肉の準備ができたら、いよいよ焼いていきます!!
なぜ、お肉に穴を開けるの?
お肉は今回の鶏肉だけでなく、厚みのある豚肉や牛肉の場合も、穴をあけます。
加熱するとお肉が縮まって固くなるため、お肉に穴を開けて、筋や肉の膜が縮むのを防ぎます。
② フライパンで鶏もも肉を焼いていく
1⃣フライパンに油を軽く直径3cm位ひき、油があたたまったら皮を下にして中弱火で焼く
(テフロン加工のプライパンや油が少な目が希望の方は、油の量を減らして下さい。)
2⃣鶏肉の上にアルミホイルを敷いて、重しをのせる
(うちは片手鍋を重しにしています。それなりの重さで重しになるようにして下さい。軽いお鍋なら中にお水を入れて調整を)
重しが重いと焼けるのが早く、焦げ目がつきやすいので注意。
3⃣3分くらい経ったら、焼き色を見て、皮がこんがり焼けていれば裏返して、弱火で5分
私は裏返した後も重しをして焼きますが、皮のパリパリ感を最大限に生かしたい場合は、重しはなしで焼き上げて下さい。
裏側はちょうどいい焼き加減♪
4⃣焼き上がればフライパンから鶏肉を取り出す。焼き上がった鶏肉をカットして出す場合は、鶏肉をフライパンから取り出してから3分はまな板の上に置いておいてからカットする。
大勢で食べる時は、一口サイズに切って焼き上げています。火のとおりが早いです。
焼く時間を気にしなくても重しをするようになってから、ちゃんと焼けているんです。
【鶏肉の焼き方=皮がパリパリでジューシーにおいしく】まとめ
焼き色がかなりしっかりついていますが、焦げくささはまったくなし。今回のソースは、「ドライトマトのガーリックオイル漬け」にオイルサーディンを合わせて加熱しました。
オイルサーディンは、アンチョビの代わり。
ドライトマトが甘ずっぱくてガーリックと相性ばっちりでした。
「ドライトマトのガーリックオイル漬け」はこちらに載せています。
鶏肉の焼き方 手順
- 鶏もも肉は下ごしらえ(筋・黄脂切り、厚みを均一にして全体に穴を開ける)
- 鶏もも肉を酒で洗って塩こしょう
- フライパンに油をしいて皮から中弱火でこんがりと焼く。お肉の上にアルミホイルを敷いて重しをのせて焼く(約3分)
- 皮が焼けていい色に焼けたら裏返す(弱火で5分、重しはのせてものせなくても)
- 両面こんがりと焼けたらお皿に盛る(お肉をカットする時は、肉汁が流れてしまわないように、まな板で3分置いてからカット。)
塩コショウでの味つけでもよし、おろし醤油やからし醤油でも。
うちは玉ねぎとニンニクをみじん切りにしたものをオリーブオイルで火入れ、それにバター。コンソメでなどで作ったソースをかけて満足しています。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」