最近は電子レンジもどんどん画期的なものがでてきています。
そのため、うちの電子レンジ700Wなんですが、レシピやあたための説明のところに書いてあるワット数は、たいてい600Wか500W…。
電子レンジのワット数がレシピと違う場合、どうすりゃいいんですか?
ワット数が違うときの加熱調理の注意点もお伝えします。
電子レンジのワット数、変換のしかた(変換表あり)
電子レンジの加熱、ワット数が違うと加熱時間も変わってきます。
電子レンジは秒単位で加熱が進むので、やはりワット数に合った加熱時間で調理すると、おいしい料理ができあがります。
電子レンジ ワット数 加熱時間の変換表はこちら!
電子レンジの加熱、600Wを取り入れているところが多いので、600Wを基準にしています。
換算のための計算式は変換表の後に記載してあります。
500W・700W加熱は、「約○○分××秒」と表示しているのは、機種によって誤差があるため。
目安として考えて下さい。
600Wで加熱 | 500W加熱 | 700W加熱 |
1分 | 約1分10秒 | 約50秒 |
2分 | 約2分20秒 | 約1分40秒 |
3分 | 約3分40秒 | 約2分30秒 |
4分 | 約4分50秒 | 3分20秒 |
5分 | 6分 | 約4分20秒 |
6分 | 約7分10秒 | 約5分10秒 |
7分 | 約8分20秒 | 約6分 |
8分 | 約9分40秒 | 約6分50秒 |
9分 | 約10分50秒 | 約7分40秒 |
10分 | 12分 | 8分30秒 |
電子レンジワット数の換算計算式
600Wを基準にしての換算計算式
500Wの加熱時間=600Wの分数 × 1.2倍
700Wの加熱時間=600Wの分数 × 0.85倍
800Wの加熱時間=600Wの分数 × 0.65倍
計算が面倒であれば、上記の変換表を参考に。
できあがり具合を見て加熱が足りなければ、10秒ずつ追加加熱して様子を見て下さい。
電子レンジでの加熱の注意点
電子レンジで加熱調理をする時の注意3点
- 加熱ムラを防ぐ
- 加熱時間は短めから試す
- 余熱を活用する
① レンジの加熱ムラを防ぐには?
食材や食品そのものの大きさ・厚み、そこに含まれる水分・塩分の量によって加熱ムラが出ます。
レンジの型(ターンテーブル型とフラット型)によってもムラがあります。
機種によるところが大きいので、取扱説明書を読んでいただくと参考になります。
レンジ加熱する時は、裏返したり器の向きを変えたりして、同じ箇所に加熱が集中しないようにする。
ターンテーブル型
電子レンジの中がグルリと周回するタイプ。
加熱する時の食品の置き方
- 食品1個…電子レンジのターンテーブル端に寄せて置く
- 食品2個以上…レンジターンテーブルの真ん中を開けて等間隔でセットする
フラット型
電子レンジの扉を開けたら、すぐに四角い平面になっているのがフラット型。
フラットの場合、食材や食品は「ど真ん中」「センター」に置く。
ターンテーブル型みたいな回転しての温めではないので、フラット型タイプは、ターンテーブル型のような丸い盤はありません。
➁ 加熱は短めから試す
加熱時間のところに「3分~5分」と書いてある場合、どうしていますか?
迷いますよね。
正解は、まずは短めの「3分」で加熱。
例えば、電子レンジ加熱が「3分~5分」の場合、「間を取って4分!」にしている方もいると思います。
電子レンジ加熱は秒単位で加熱されているので、電子レンジの加熱時間が長くなると、食材や食品の水分が抜けて、カチカチになることもあります。
あたためすぎて食材や食品がカチカチにならないためにも、
レンジ加熱「3分~5分」の場合、3分でまず試してデキ具合を確認してから、まだ火の通りが足りない場合は少しずつ追加で加熱しましょう。
➂ 余熱を活用する
電子レンジ加熱後は、余熱で火が通っていくので、電子レンジ加熱でがっつりと火を通し過ぎないこと。
食品によっては、食べるまでに余熱でカチカチになってしまうこともあるので、火の通し過ぎには注意を。
【 電子レンジ ワット数変換・電子レンジの加熱注意点 】まとめ
変換表・換算計算での分数は目安です。
料理のできあがり具合を確認しながら電子レンジ加熱をしましょう。
電子レンジ加熱時のやけどには注意を。
600Wを基準にしての換算計算式
500Wの加熱時間=600Wの分数 × 1.2倍
700Wの加熱時間=600Wの分数 × 0.85倍
800Wの加熱時間=600Wの分数 × 0.65倍
電子レンジ加熱の注意点
- 加熱ムラを防ぐ
- 加熱時間は短めから試す
- 余熱を活用する
便利になった電子レンジ加熱調理、レシピもかなりの数あります。
有効活用して、時短でおいしく食べたいですね。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」