トマト

トマトの栄養効果は夏バテや糖尿予防もできる?トマトジュースやケチャップは栄養ないの?

トマトの栄養

幼いころは果物だと思ってきたトマト。

野菜であるトマトの栄養がどんどん明かされて、夏バテや糖尿予防にも効果があるとか言われていて、いまやトマトの種類も盛りだくさんです。

ここでは、注目されているトマトの栄養、効能効果についてお伝えします。

 

実は、私、トマトは苦手です。

けど、私にはトマトの栄養が必要なのです。

トマトの栄養のことを知れば、これから歳を重ねていくにつれて、トマトを食べることが必要だと感じられると思います。

 

トマトの栄養・効能効果

年老いていく私…トマトの栄養にたすけてもらわないといけないようです。

トマトの栄養:代表的な栄養素5つ

大ぶりトマト
  1. リコピン
  2. ビタミンC
  3. カリウム
  4. クエン酸
  5. βカロテン

 

1⃣リコピン(体内のサビつき防止)

トマトの赤い色は、ご存じの方も多い「リコピン」。このリコピンには強力な抗酸化作用があり、活性酸素(細胞を酸化させるもの)を消してくれます。

Jiddy
Jiddy
「リコピン」の抗酸化作用、活性酸素をを消してくれる=老化を防いで美容にいいんです。

抗酸化作用とは?

私たちは、生きていると体の細胞が酸化して老化が進んでいきます。

体の細胞を酸化させてしまうのが活性酸素。

この活性酸素が発生しないように対抗してくれる働きが抗酸化作用です。

細胞が酸化するとは、体がサビついていくということ。体がサビつくとがんや動脈硬化などのいろいろな病気を発症してしまいます。

リコピンの抗酸化作用は、体内のサビを食い止め、老化が進まないように働きかけてくれるて、がんや動脈硬化などを予防してくれるのです。

自律神経の乱れを引き起こす活性酸素の発生を防いでくれる、トマトのリコピン効果は、自律神経の乱れからくる「めまい」「ふらつき」「倦怠感」など、夏バテの主な症状を予防してくれます。

 

トマトの栄養、リコピンはかなりのスグレモノであることが証明されています。

Jiddy
Jiddy
リコピンの抗酸化作用は最強!

同じ抗酸化作用を持つ、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍の抗酸化作用で、リコピンはずば抜けています!

2⃣ビタミンC(美肌効果)

美肌効果…メラミン色素の沈着を防いで透明感あるお肌に。シワの抑制も。

ビタミンCには、免疫力強化、がんの予防、ストレスを抑える、アレルギー軽減

骨粗しょう症を予防することで骨折を防ぐ効果もあります。風邪の予防・回復にも有効なのはよくご存じですよね。

3⃣カリウム

体内の塩分を排出してくれます。

4⃣ クエン酸

胃の働きを活発にします。さらに血糖値の上昇を抑え、生活習慣病の予防や疲労回復に役立ちます。

Jiddy
Jiddy
このクエン酸のおかげで夏バテ解消にも効果あります。トマトの酸っぱさは、夏バテなどで食欲がないとき、トマトを食べると食欲増す効果もあるんです。

5⃣ βカロテン

免疫力を高めます。リコピンと同じく抗酸化作用もしっかりあります。

赤いトマト

 

トマトの栄養を効果的に摂る:方法は3つ

トマトの栄養をしっかり吸収するためにできること。

そのまま食べるイメージがかなり強いトマトですが、生でそのまま食べるより効率のよい食べ方があります。

 

トマトのリコピンは加工品から摂る

トマト加工品

生でそのまま手軽に食べられるのがうれしいトマトですが、生食よりも加工品がリコピンを効率よく体内に摂りこめることがわかってきています。

トマト加工品とは?

  • トマトジュース
  • トマトケチャップ
  • トマトの缶詰(ホールトマト缶)
  • トマトピューレー
  • トマトペースト

トマトの加工品は、リコピンを最大限に含んでいるその時に加工されます。

生食用トマトは、冷蔵庫で保存していても、時間が過ぎていくと栄養分は減少していきます。

生食用トマトは各地に運搬されている日数も含め、収穫時から少しずつ栄養は減少しているのです。

トマトは朝たべるのがいい

トマトジュース

なんと、トマトのリコピンは、いつ食べても同じという訳ではないのです。

リコピン、朝摂ると体に吸収されやすい

だからよく朝食としてトマトジュースを飲むのか…と変に納得する私です。

 

トマトは加熱してから食べる

トマト煮込み

トマトに含まれるリコピンは、油に溶けやすくて、熱を加えてもリコピンの栄養はそのまま。

野菜によっては、加熱すると栄養が失われてしまうものもありますが、トマトのリコピンは油と一緒に加熱すると体に吸収されやすいです。

イタリア料理はうまく考えられていて、トマトとオリーブオイルを組み合わせたお料理が多くあります。

Jiddy
Jiddy
トマトは普段のお料理のアレンジに最適ですね。私は、これリピしてますよ。

 

私が生のトマトより苦手な、トマトソースはリコピンを体内に吸収するには最適。

トマトをスープやシチューに入れるのもいいんです。

いまや「トマト入りののハヤシライスソースの素」も売っていますよね。

お料理に使うトマトは生食トマトとは別

特にイタリア料理で使われているトマトは、調理用のトマトだと今回知りました。

【疑問その1】トマトと相性がいいのは油だけ?

トマトとオイル

リコピンは牛乳との相性もいい!

  • トマトジュースに牛乳を入れて飲む
  • シリアルにトマトジュースと牛乳をかけて食べる
  • トマトソースに牛乳を加える

など、応用できます。

 

トマトのビタミンCとたんぱく質は、美容に効果あり!

トマトにはビタミンCも多く含まれています。このビタミンCとたんぱく質は、肌荒れ防止に効果的。

  • トマトに豚肉

豚肉のソテーに野菜を入れたトマトソースは肌荒れ防止に。

豚肉・野菜を煮込んだトマトスープも栄養をたくさん摂れますね。

 

【トマトの栄養効果】まとめ

ミニトマト

トマトの栄養・効能効果

  1. リコピン…抗酸化作用による体内サビ付き防止、がんや動脈硬化などを防ぐ
  2. ビタミンC…美肌効果
  3. カリウム…塩分を排出
  4. クエン酸…血糖値の上昇を抑える、生活習慣病の予防や疲労回復
  5. βカロテン…免疫力を高める

 

生食用トマトよりも加工用トマトの方がリコピンを多く含む

加工用トマトを使ったトマト加工品でリコピン摂取。

トマト加工品とは?

  • トマトジュース
  • トマトケチャップ
  • トマトの缶詰(ホールトマト缶)
  • トマトピューレー
  • トマトペースト

トマトの栄養を吸収しやすい食べ方

  • 朝に食べる
  • 加熱して食べる

トマトと相性がいい食品

  • たんぱく質(牛乳・お肉など)

 

トマトの栄養…なんとなくわかっていましたが、ここまでトマトのリコピンがすごいとは。

Jiddy
Jiddy
スグレモノのトマト、体がさびないようにしっかり食べていきます!!食べ過ぎて、体を冷やしたりお腹をこわしたりしないようにしてください。

 

毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝  」