かぼちゃって切るのって、硬くて切りづらいですよね。
かぼちゃの丸ごとはかなり切りづらいし、スーパーで売っている2分の1カットや4分の1カットでも、包丁で小分けにするときはちょっと硬くて怖かったりします。
それに、かぼちゃは、天ぷらや煮物用は切り方を変えないと火が通りにくいので、お料理によって、切り方を変えなければいけないですしね。
では、かぼちゃの簡単な切り方やコツをご紹介!
かぼちゃの切り方、切り分け方
かぼちゃを切る時の手段・コツをご紹介。
まずは、かぼちゃを使う量を決めましょう。
保存用やすぐに使わない場合は、生のまま切り分け
すぐに使うなら電子レンジで軽く加熱してから切ると切りやすいです。
①生のかぼちゃを切り分ける
くれぐれも包丁で手を切らないようにご注意下さい!
平らな場所で、かぼちゃの平らな面を下にして、かぼちゃが安定した状態で切りましょう。
丸ごとかぼちゃを切り分けていく
1⃣ 丸ごとのかぼちゃのヘタの横に、包丁の中央の部分の刃を入れます。
包丁の刃全体で切るように均等に力を入れて半分に切ります。
2⃣ 半分に切れたら、それぞれのかぼちゃのヘタを取ります。
ヘタの部分に刃先を入れて逆三角形になるように切り込みを深く入れる。
その逆三角形部分のかぼちゃをえぐり取ります。
3⃣ かぼちゃを4分の1に切って、かぼちゃのワタを取る
かぼちゃのワタは、包丁でそぎ落とす、スプーンでかき出す、やりやすい方法で取り去ります。
丸ごとのかぼちゃを切り分けた→すぐに調理しないかぼちゃは保存しましょう。
②すぐに料理に使う場合、電子レンジ加熱して切り分ける
- 丸ごとかぼちゃをそのまま電子レンジに入れて、電子レンジの600Wで2~3分くらい、様子を見ながら時間を加減して加熱します。
- かぼちゃが少しやわらかくなったら、ヘタにスプーンを差し込んで、スプーンを回してヘタをクリンともぎ取る。
- かぼちゃはやわらかくなって簡単に包丁が入るようになっているので、半分➡4分の1にカットして、ワタを取る。
- お料理に合わせて切り分けます。
かぼちゃのお料理別切り分け方(①煮物 ②天ぷら)
①かぼちゃの煮物ための切り分け方
かぼちゃの煮物の時の切り分け方です。
- 4分の1にカットしたかぼちゃのワタをしっかり取る。
ワタが残っているとそこから煮くずれていきます。 - かぼちゃの皮を削る
かぼちゃの皮が付いている方が煮くずれしにくいのですが、一部の皮を削ると、かぼちゃに味がしみ込みやすくなります。 - 4分の1サイズのかぼちゃを半分に切って、写真のようにザクザクと角切りにカットします。
- 面倒でなければ、煮くずれしないようにかぼちゃの「面取り」をする。
「面取り」とは…角切りに切ったかぼちゃの角を薄くそぎ落とすことで、煮くずれを防ぎ、味をしみ込みやすくします。煮あがりもきれいです。
面取りをしていても、煮汁が多すぎると鍋の中でかぼちゃがよく動くので煮くずれてしまいます。
煮汁はかぼちゃが浸かる「ひたひた」程度で。
②かぼちゃの天ぷらのための切り分け方
かぼちゃの天ぷらは、煮物のように厚切りではうまくできあがりません。
カラッと歯ごたえよく仕上げたいので、かぼちゃの天ぷらのための切り方をお伝えします。
- 4分の1にカットしたかぼちゃのワタをしっかり取る。
- 平らな面を下にして、繊維の向きに沿って5mmほどの薄切りにする
- 薄切りの長さはお好みで。
以下4分の1カットの薄切りで長さはそのままです。
かぼちゃの厚みを変えれば炒め物に使えます。
【かぼちゃの切り方】まとめ
かぼちゃの簡単な切り方やコツを知って、おいしく調理して下さいね。
- 保存する・すぐに使わない時は「生のまま切り分ける」
- すぐに料理に使う時は、電子レンジでかぼちゃを加熱。やわらかくして切り分ける
- かぼちゃの煮物には、ワタをしっかり取って角切り。面取りもする
- かぼちゃの天ぷらは、繊維に沿って5mmほどの薄切りに
私はやったことないのですが、こんな切り方も。
【参考】丸ごとかぼちゃの切り方 その2
- 包丁の後ろの直角のとがった方をかぼちゃのヘタ周辺に刺していき、ヘタを取り除く
- ヘタを取ったところ(かぼちゃのど真ん中)に菜箸を差し込めるところまで差し込む
- 包丁を入れて切ると簡単に半分に切れる
一度試してみたいと思います。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」