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常温保存の「常温」って?


食べ物や食材の保存方法に、「常温保存」「冷暗所保存」があります。

「直射日光を避け常温で保存」

そう表示してあっても、冷蔵庫に入れずに放置でいいのか?

夏も冬も気候のいい春秋もそのまま置いといていいのか?

それに思うんですが、「常温」…なんとなくわかるのですが、温度はみんな体感も考え方も環境によっても違うので、わかりづらいなと。

 

いろいろ考えたらキリがないのですが、ちょっと目安がほしくて探索。

この記事では、食品や食材ごとの常温保存方法ではなく、

「常温保存とはなんぞや?」をまとめました。

まずは常温保存から ひもといていきます。




ずばり、常温保存とは?

常温についての定義は、厚生労働省や日本薬局方で公示されています。(ややこしい)

常温についての情報もたくさんあります。

 

その中で、ずばり「常温」とは?

「常温保存」とは

温度は15~25℃程度(熱したり冷やしたりしない自然な温度)
直射日光が当たらない、
湿度が低く、風通しの良い場所での保存。

※他情報によっては、常温を15~20℃としているところもあります。

 

ひとことで高温多湿を避けて保存があてはまりますね。

私の納得できる方向性、たくさんの情報をすり合わせての落としどころですので、

「常温保存ってこんな感じかな。」

くらいで受けとめていただけるとありがたいです。

常温保存を知った上での実際

 

保存場所の温度15~25℃、これが常温保存。

 

私のざっくりとした考え方ですが、

春の4月半ば~6月半ば秋の9月半ば~11月半ばは常温保存に過敏にならなくてもいい

上記の春・秋の時期は、比較的過ごしやすいので、普通に日の当たらない・密閉しないところに自由に保存でいいと思います。

 

ただし、臨機応変な対応は必要です!!

※6月半ばから湿気が発生するので、徐々に蒸し暑くなります。
※9月初旬は蒸し暑く気温も夏日のところもあり。
※11月後半はぐっと冷え込み15℃以下になる日もあります。

地域によっても気温は異なりますし、室内保存だと家の造りにもよって温度変化があります。

自分が心地いい、気持ちよく過ごせる気候なら、常温保存の食品なども同じと考えて、体感に合わせてうまく対応していきましょう。

 

しかし!!
温度や湿気の変化がある水道管の近くの棚、流し・シンクの下の収納スペース、ベランダなどでの保存は避けたほうがいいです。

冷蔵庫の真横や裏側も熱いので向いていないです。

水道管やシンクの下は、お湯が管を通過するし、ベランダは時に日光にさらされます。周辺の温度は一定ではありません。

 

常温保存の品物は、未開封の状態であれば微生物は増殖しないように考えられています。

なので、一時的に室温が高い状態になっても腐敗する心配はないようです。

しかし、高温の状態が続くと未開封でも品質や風味の劣化が早まりますので、常温保存管理が必要になります。

 

「高温じゃなければいいのか? じゃあまとめて冷暗所に保存すればいいか。」

…全部冷暗所保存するわけにもいかないのです。

冷暗所保存は常温保存とはまた管理温度が違います。

しかし、冷蔵庫内での保存を活用されている方が多いです。

 

常温保存と冷暗所保存の違い

大きな違いは、やはり保存場所の「温度」。

常温保存場所の温度、15~25℃程度

冷暗所の温度、14℃以下

 

常温保存と冷暗所保存を温度から見ると、ひとくくりにはできないのがわかったので、冷暗所保存については別の記事にまとめます。

 

夏場の猛暑、寒い冬のときの常温保存はどうする?

 夏の前の梅雨入り、それ以降増す湿気、温度の変化も激しい夏場や冬場、冬は乾燥も進みます。

★夏の常温保存

夏期においては、外気温を超えない温度なら常温保存と考えていいようですが、外気温が高いと室温も高いので、ご家庭の環境を考えて、室内が外気温を超えないようであれば夏場も常温保存で対応してもいいかと思います。

 

温暖化が進んで、あまりにも外気温も室温も高い(35℃以上)なら、常温保存は控えましょう。

 

暑い夏は、食材によっては常温保存でなく冷蔵保存にしたほうがいい場合もあります。

もともと常温保存のものを冷蔵保存すると、冷え過ぎることもあり、今ほとんどの冷蔵庫にある野菜室での保存もありです。

 

野菜室がなかったり、常温保存の食品や食材でも、低温に弱いものがあるので、新聞紙で包む、袋に入れるなど、冷蔵庫の冷たさから守る必要があります。

 

冬の常温保存

冬場は、暖房が効いていないと室内は天然の冷蔵庫状態ですので、夏の冷蔵保存同様、食品や食材によって、新聞紙やラップで包む、ポリ袋に入れるなどで対応しましょう。

 

寒さに強い食品や食材もありますので、すべてが同じ保存状態ではありません。

食材によって適切な保存方法があります。

食材ごとの保存方法は、少しずつ別記事でまとめていきます。

 

というか、すでにいろいろ実践されてると思います。




常温保存の注意2項目

 

①食材は丸ごとのままで保存

食材が常温保存できるのは、丸ごとの本来そのまま状態での保存の場合に限ります。

もちろん常温保存できる食材も限られます。
すべての食材を常温保存するのは難しい。

切り分けていたり、皮をむいている場合は傷みやすいので、ラップなどで包んだり、ジッパーつきの袋やタッパーなどに入れて冷蔵庫で保存。

特に梅雨の時期は、開封したもの・切り分けたり皮をぬいたものの雑菌繁殖が思っているより早いです。食中毒が発生しやすくなります。

 

➁快適な環境のために換気する

保存にふさわしい温度と湿度のためには、換気が大切です。

ときどき窓を開けて空気の循環を。
窓を2か所あけて、一方を細く もう一方の窓を大きく開けると空気が流れやすいです。

まとめると…。

常温保存とは
温度は15~25℃(熱したり冷やしたりしない自然な温度)
直射日光が当たらない、
湿度が低く、風通しの良い場所での保存。

過ごしやすい春の4月半ば~6月半ば、秋の9月半ば~11月半ばは、温度を気にせず直射日光が当たらない涼しい場所で保存する。

温度や湿気の変化がある水道管の近くの棚、流し・シンクの下の収納スペース、ベランダなどでの保存は避ける。冷蔵庫の真横・裏側も熱いので控える。

夏は、保存場所が35℃以上なら常温保存せず、野菜室や冷蔵保存へ。
冷えに弱い食材などは、新聞紙やポリ袋などに包んで保存。

冬は暖房がついていないと、室温が冷蔵庫と変わらないので、食材に応じて野菜室や食材を包むなどで対応する。

常温保存するときは、
①丸ごとの食材そのものの状態で。
(切ったり皮をむいたりしない)
➁快適な環境のために定期的に換気をする。

 

常温保存についてざっくりまとめてみました。

毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝  」