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「開封後はお早めにお召し上がり下さい」っていつまで?開封後の賞味期間はどれくらい?

賞味期限の表示がある食材や食品に必ず書いてあるこれらの文言

「開封後は賞味期限にかかわらず、お早めにお召し上がり下さい」

「開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい」

「開封後はできるだけお早めにお召し上がり下さい」

実際のところ、どうなの?どうすれば?

気になりますよね。

そこで、今回は「開封後はお早めにお召し上がり下さい」っていつまで?開封後の賞味期間はどれくらい?」と題してまとめることにしました!

開封後表示

「早めに食べきるほうがいい!」

覚えているものは、封を開けたら早めに使い切るようにしています。

 

しかし!

ある時、忘れて置き去りにされていた 開封済みの食材・食品を見つけた時

「開封後はお早めにっていつまで?」

「なるべく早くって? できるだけ早めって?」

「開封後の賞味期間はどれくらいなんだろう…」

この時、私はいつもしばらく、ぼうぜんと立ちつくしてしまいます。

実際のところ、その食材・食品の状態を見たり、加熱調理したりして使いますが、やはり「お早めに」の目安がほしいですよね。

今後、迷わないようにしたいので、「開封後はお早めにお召し上がり下さい」っていつまで?開封後の賞味期間はどれくらい?」と題してご紹介します。

開封後の賞味期限一覧はひとつの目安です。

食べても大丈夫かどうかは、実際の食材・食品そのものの状態の確認が大切です。

それでは「開封後はお早めにお召し上がり下さい」っていつまで?開封後の賞味期間はどれくらい?」スタート。

 

開封後の「なるべく早く食べる」の“なるべく”は、食品、保存状態によって違う 

(次の項目に開封後の賞味・消費期限 目安一覧あり)

 

食材・食品によっては、もともと傷みにくいものもあるので、開封後の「なるべく早く食べる」期間はそれぞれの食品で違います。

 

また、食材や食品は、保存や管理のしかたによって別物に化けることもある…。

開けっ放し・野ざらしにしておけば、即傷みはじめ、あっという間に劣化していきます。

保存状態によっても、開封後は変化していきます。
お味噌のように開封しなくても、品質がどんどん変化していくものもあります。)

 

なので、開封後は○日後に…と表示できないのです。

みんな家庭や個人で保存状態が違うので。

 

開封後の 食品の扱い方によって食品の状態は変化していく

清潔な手で扱っているか?

清潔な食器・お箸で食品を取り出しているか?

別の食品や異物の混入はないか?

空気に長時間触れさせていないか? など。

 

特に直箸は厳禁です!!

Jiddy
Jiddy
あっという間に菌が繁殖します!!

 

次に示す 食材・食品の『開封後のお早めに』の日付は、ほんの目安です。
(メーカーや製造者側が指定した保存状態で 食材や食品が管理されている場合)

これらの情報を鵜呑みにせずに、食材や食品そのものをよく確認して、自己責任で食べるのか廃棄するのかを決めて下さい。

Jiddy
Jiddy
自分で判断がつかない、わからない時は、きっぱりと食べるのをあきらめましょう。

 

いたんだものを食べて急に調子が悪くなってきた時、どうする? いざという時、役立ちますよ。

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開封後の賞味期限:いつまでに食べたらいいのか、目安一覧(大まかな食品ジャンル別)

開封後消費めやす

メーカーや製造者側が指定した保存状態で 食材や食品が管理されている場合に限り 適用されます。

くれぐれも、このデータは目安として参考にしていただき、実際の判断は、食材・食品そのものをしっかり確認して決定して下さい。

未開封の場合は、食品に表示されている日付を確認しましょう。

 

以下は、メーカーが提示している開封後の消費期間の一覧です。

(メーカーさんの商品に対するこだわりから、同じジャンルの商品によっても、開封後の消費期限にはバラつきがあります。)

なので、ご参考までに。

 

開封後は消費期間が短めです。


この開封後の消費期間までは、風味を損なわずに商品や食品そのもののおいしさを味わえる期間です。

 

重ねてお伝えします。

メーカーから、「開封後は〇日食べられる」といった告知は、ほとんどないです。
開封後の消費の目安期間を超えてから実際に食べるかどうかは、
自己責任で食品の状態をしっかり確認の上、判断をお願い致します。

 

Jiddy
Jiddy
よりくわしい情報を確認して都度更新中。
開封後、各食品の食べきる目安を期間表示していますが、過敏でない方はこの目安期間を過ぎても「大丈夫!」と召し上がられるようです。

開封後、風味が落ちて商品そのものが劣化していきますので、味・におい・見た目(色・粘りなど)違和感あれば、ご自身で判断して下さい!!

日が経ち過ぎたものを食べて、その度にお腹を壊してたら体がもたない…。

 

 

開封後賞味期限 目安一覧表

ごはんのおとも、調味料関係

商品(保存状態) 目 安
ふりかけ類(密封し冷蔵保存) 1か月以内/固まっていたり変色・異臭あれば廃棄
瓶詰食品/鮭フレーク、メンマ等
(冷蔵保存/直箸NG)
4~5日以内
梅干(冷蔵保存/直箸NG) 市販品は1~2か月、自家製のものは数年物(塩分濃度や使用している塩が違う為)が多いが、自家製梅干は作った人に開封後の保存期間の確認を。減塩・はちみつ漬けは劣化が早いので、1か月をめどに食べ切る。)
佃煮(冷蔵保存/直箸NG) 2週間/期間内に干からびたら、佃煮そのものをほどよくお湯に浸し戻して食用可(お茶漬けなど)
マヨネーズ/ケチャップ
(市販のもの/冷蔵保存)
1か月以内/乾燥・変色・分離・カビがはえたものは控える。1か月超えると風味が落ち劣化が加速(油が分離したら雑菌繁殖が進むので廃棄)
ソース(冷蔵保存) ウスターソースは2~3か月
中濃とんかつソースは1~2か月ほど
醤油、ポン酢(常温保存より
冷蔵保存が状態はいい)
風味が変わらないのは開封後1か月、密封ボトルなら常温保存で90日間。それ以降も数か月は使えるが、都度味・におい・見た目の確認は必要(違和感あるアルコール臭がしたら劣化している証なので廃棄)
チューブ入り調味料/おろししょうが以外(冷蔵保存) 3~4か月
チューブ入り おろししょうが
(冷蔵保存)
1か月以内/変色しやすく風味が損なわれやすい
味噌
(密封の上 冷蔵・冷凍保存)
1年/減塩・だし入り味噌は2~3か月。塩分含有が少なく傷みやすいので注意。色つきカビが発生したら廃棄
酢(冷暗所または冷蔵保存) 冷暗所保管/穀物酢・米酢は半年以内、黒酢・リンゴ酢・すし酢は3か月以内
冷蔵保存/穀物酢・米酢は1年、黒酢・リンゴ酢は半年以内、すし酢は6か月~8か月以内
   
料理酒(常温保存) 2~3か月
本みりん(冷暗所保存)
みりん風調味料(冷蔵保存)
2~3か月
1か月(本みりんよりアルコール成分が少ない)
※どちらも白く濁ったら雑菌繁殖しているので廃棄
油全般(常温で冷暗所保存) 1~2か月/エクストラバージンオイルは1か月以内
油の酸化に注意(におい・濃い色・粘りあり)
ドレッシング
(市販品/冷蔵保存)
2か月以内
(1か月過ぎてからは、風味がさらに落ちていく)
乳製品を材料としているものは2週間ほど
めんつゆ(冷蔵保存) 濃縮タイプは1~2週間
ストレートタイプは3日以内
白だし(冷蔵保存) 1~2か月
料理用つゆの素(冷蔵保存) 3・4倍濃縮のもので 1~2か月
こしょう
(高温多湿、直射日光を避け密封)
ホール(粒)は3年、
パウダー(粉末)、あらびき2~3年
期限記載あればそれに準ずる
その後は香りが弱まるが食用可
一味・七味唐辛子
(冷暗所、冷蔵保存が理想)
辛みや風味をそのままに味わえるのは半年
豆板醤・甜麺醤・コチュジャン(冷蔵保存) 1年以内(辛さ・風味は徐々に落ちる)
オイスターソース、チリソース、タバスコ、ナンプラー(冷蔵保存) 2~3か月(半年説も多くあり)
焼肉のたれ 2週間以内

 

Jiddy
Jiddy
保存のしかたによって、鮮度もおいしさも変わってきますよ。

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乳製品

 

バター、マーガリン(冷蔵保存) 3週間~ 1か月
プロセスチーズ、ブロックチーズ
スモークチーズ
(冷蔵・冷凍保存)
冷蔵で4~5日、冷凍で1か月
スライスチーズ、ピザ用チーズ
(冷蔵・冷凍保存) 
冷蔵保存で4~5日、冷凍で1か月
ピザ用チーズは冷蔵保存で1週間、冷凍で1か月
ナチュラルチーズ/カッテージ、モッツアレラ、ブルーチーズ、さけるチーズ)
(冷蔵-できればチルド保存)
2~3日以内が理想。1週間以内なら大丈夫だが、
開封して5日間くらいから風味が落ちる。
粉チーズ、パルメザンチーズ
(常温保存)
1か月程(冷蔵庫は湿気でカビ発生の可能性あり)
牛乳(冷蔵保存) 開封日を含め3日。しっかり口を閉め冷蔵保存
ヨーグルト(冷蔵保存) 開封日を含め2~3日
生クリーム、ホイップクリーム
(冷蔵保存)
動物性生クリーム 1~2日
植物性ホイップクリーム 3~4日
豆乳(冷蔵保存) 1回で飲み切るのが理想。長くて4日以内
豆腐屋の豆乳は新鮮だが保存には不向き

 

その他 食品嗜好品

ジャム、メイプルシロップ
(冷蔵保存/清潔なスプーン等を使用)
1か月以内 (低糖タイプはカビが生えやすく、2週間以内)
ピーナツバター(常温保存) 3か月以内
花かつお(冷蔵保存)
乾物(冷蔵保存)
2週間〜1ヵ月
のり、高野豆腐は1か月以内、切干大根3か月ほど
昆布1年以内
干ししいたけ
(密封容器で冷暗所保存)
開封前は記載通り。開封後の賞味期限は約1か月。
冷凍食品(密封して冷凍保存) 1週間程度
パン(常温保存
食べきれなければ冷凍保存)
食パンは消費期限まで
それ以外の調理パンは当日中
インスタントコーヒー 1か月程度
コーヒー豆
(密封して冷凍・冷凍保存)
豆のままなら、冷蔵保存で3週間以内、
冷凍保存は1か月ほど
豆を挽いたものは1週間以内に使い切る
常温に戻すと劣化が急速に進むので注意
缶詰(冷蔵保存)
缶から別の容器に移し、ラップなどで密封し冷蔵
かに缶、さば缶は開封後1日
果物缶、ツナ缶、コーン缶は2~3日
甘酒(冷蔵保存)
飲む分をコップに移して冷蔵
2~3日
ハム、ベーコン、ソーセージ
(冷蔵保存)
ハムの生食は2日以内、3~4日は加熱調理
生ハム(冷蔵保存)
ラップで包み保存袋に入れる
5日以内(開封してから風味が急速に劣化)
かまぼこ、ちくわ、はんぺん
(冷蔵・冷凍保存)
冷蔵2日以内、冷凍は1か月/はんぺんは劣化速い
こんにゃく(冷蔵保存) 開封後はパックの水に浸けて2~3日
納豆(冷蔵保存) 1週間以内(開封後劣化は速い)
豆腐(冷蔵保存)
水を張った蓋付き別容器で保存
1~3日(開封したら食べる迄お水は毎日入れ替え。開封後の保存していた豆腐は早めに食べ切る
厚揚げ・油揚げ(冷蔵・冷凍保存) 厚揚げは冷蔵のみで約1週間/カビに注意
油揚げは冷凍すれば開封後約2週間
ペットボトル・缶飲料
(冷蔵保存)
直飲みはその日のうちに。牛乳や糖分の多い飲料は菌がすぐ増殖するのですぐに飲み切る
コップに移す場合はラップなど密封して2~3日
水/ミネラルウォーター(冷蔵保存) 直飲みはその日中、直飲みせず冷蔵保存でふたをしていても、開封後は空気中の雑菌が侵入するので、1週間以内に飲み切る
米(野菜室保管が理想) 夏:2週間 春秋:1か月 冬:2か月
コーンフレーク(常温保存) 1~3週間、密閉容器に乾燥剤と入れて6か月
ゆでうどん 冷蔵保存は日持ちしないので、開封後は早めに食べ切る。食べ切れない時は、ラップに包むか売っている袋に入れたまま冷凍庫保存で約1か月
   

※野菜などは、開封後どれくらいで食べきったらいいか、バラつきがあるので、それぞれの野菜の項目でお伝えする予定です。

 

Jiddy
Jiddy
項目を増やしていきますので、空欄が多いですがご勘弁を。

 

 開封後とはちょっとニュアンスが違いますが、どれくらいで食べきればいいのか調べました。

既製品/惣菜(できあがっているもの・作ったもの)

 

商品(保存状態) 目 安

いなり寿司
(冷暗所保存または冷凍保存)

どの保存方法も、1⃣タッパーに詰める 2⃣ラップでしっかり包む。いなり寿司が空気に触れない様にすること
冷暗所保存1日(2~3日日持ち説あるが、風味状態劣化するので、食べる時に必ずにおい等確認)
お弁当などで持ち歩く場合は、保冷剤併用で半日
※冷蔵庫保存は野菜室で。酢飯が硬くパサパサになったら、ラップして軽くレンジ加熱。
冷凍保存)空気に触れないようにしてジッパー付きチャック袋に入れて冷凍で2週間ほど。食べる時は必ずレンジ加熱して冷ましてから(自然解凍はご飯パサパサ)
団子 開封後も基本的には販売店の表示通り。ただし生もの扱いなので、1日経過すると味が落ち、状態も悪くなる
タルタルソース(手作り・卵入り) タッパーなど密封容器に入れ冷蔵保存で3日間
食パン・ロールパン(常温保存) 食パン・ロールパン共に開封後も、乾燥しないように口をしっかり閉じて、常温保存(夏場は30℃位まで)すれば消費期限までOK。消費期限までに食べきれなければジッパー付きチャック袋に入れて密閉冷凍保存可能だが水分が抜けてきてパサつく。
冷凍食品(冷凍保存) 開封後チャック付き冷凍保存バックに入れ2~3か月
レトルト食品(冷蔵保存) 別容器に移して1日
カレー(手作り・冷蔵保存) 冷ましてから冷蔵保存で翌日まで。常温保存は傷みが早いので厳禁。冷凍なら1か月/じゃがいも・にんじんは抜く
ゆでたまご・煮卵(冷蔵保存) 殻をむいたものは当日、殻付きは3日以内
煮卵は固ゆでなら1週間ほど、半熟は3日以内
紙パック飲料 開封後、口をつけて飲んでいる場合はその日中。
グラスなどに移して直接口をつけていないならその他の条件にもよるが、1週間程度。(ジュースや牛乳は3~5日後)
常温保存が可能な紙容器飲料は、未開封なら夏場でも室内保存で品質に問題なし。冷蔵保存が必要な飲料は、常温・直射日光・高温多湿な場では開封未開封にかかわらず品質保証できない。
   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

 塩分や酢が十分に入っているものは、殺菌作用があるので、基本的には傷まないと考えます。 (取り扱い・保管状態によっては、例外あり 傷む場合もあり得る。)

 

 水分の少ない物、糖分や塩分の強いものは傷みにくいことも理解しながら、自分の五感や体験からの直感を信じて判断することになります。

 

 

開封前の賞味期限や消費期限、違いはなに?

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開封後、保存状態をよくするには?

ジッパーつきビニール袋に入れるとよい状態で保存可能!!

Jiddy
Jiddy
できるだけ、空気に触れさせないことがポイント。

空気に触れるとッ食品はどんどん劣化していきます。

ジッパーつきのビニール袋に開封後の食品や食材を入れて保存すると、品質の劣化をゆるやかにして遅らせることができます。

Jiddy
Jiddy
ラップに包む+ジッパー付きビニール袋に入れると品質劣化がゆるやかに。

ジッパー付きビニール袋でいろいろ食品を保存すると…。

★開封後の牛乳・豆乳

牛乳パック開封後保存

容器ごとジッパーつきのビニール袋に入れると、開封後の牛乳や豆乳は未開封に近い状態で保存できるため、記載されている賞味期限まで、味をあまり落とすことなく使用できます。

開封後の牛乳や豆乳は、そのままだと劣化が早いです。

★開封後の昆布、味噌、佃煮

佃煮4種

佃煮はほどよくしっとりしているのが風味も食感もおいしいですよね。

佃煮をパックごとジッパーつきのビニール袋で覆う事で、乾くことなくかなり品質状態が良いまま保存することができます。佃煮のみずみずしさも持続します。

 

開封後の果物・野菜・肉類も、同様にジッパー付きのビニール袋での保存でみずみずしいおいしさを保てます。

このように、ジッパーつきのビニール袋に入れれば空気に触れにくくなるので、大幅に食材や食品の傷みを防げます。

Jiddy
Jiddy
ジッパー(チャック)はしっかり閉めて下さいね。

 

ジッパーつきのビニール袋に入れたら、しっかりと空気を抜いてジッパーを閉めて食品を保存して下さい。

ジッパー付きビニール袋は、食品を入れる場合は衛生上 基本使い捨て。※1


※1
 使用後のジッパー付きビニール袋を洗剤で洗ったとしても、菌が残っている場合が多く、ジッパー付きビニール袋の「食品保存のための再利用」は、かえって食品の状態を悪くします。

 

ジップロックに食品を入れる場合は、衛生上使い捨てをお勧めしています。

~ジッパーつきビニール袋の大御所、旭化成ホームプロダクツホームページ より引用~

 

うちは、ジッパー付きビニール袋の2度目の使い道は、生ごみを入れて廃棄しています

「開封後は、お早めにお召し上がり下さい。」なぜこのような表示になるのか?

開封後はお早めに

食品によっては、「開封後はすぐにお飲みください。」と表示があるものもあります。
あくまで、開けたらすぐに消費しなければならない食品の場合です。

 

しかし、「開封後○○日以内にお召し上がり下さい。」と開封後の消費期間を明示したものはあまり見かけません。

そのわけは…。

開封した時の環境が違う。

  • 何を開封したのか
  • いつ開封したのか
  • 開封した季節は? 気温は? 湿気は? など

 

開封したその後の食材・食品の保存状態が、人・家庭それぞれで違う。

  • 開封後は常温保存? 冷蔵保存? それとも冷凍?
  • 開封後はラップをしているか?  お皿に移した?  密封してる? ふたはしていたか?
  • 冷蔵庫保存の場合、冷蔵庫の開け閉めは多いほうか? など

そのために「お早めに」の期限を決められない。
「開封後は お早めにお召し上がり下さい」と書かざるを得ない。

 

「食べ物の封を開けたら 自分で判断して食べてね。」
「封を開けたら商品は劣化していくから、品質保証はできないので、自己責任でお願いします。」

これが、“開封後はお早めに” に含まれている生産者・製造者・メーカーなどの声には出さない意図…。

Jiddy
Jiddy
最終的には、食品を食べる私たちに委ねられているのです。

まとめ

 

開封後 保存

「開封後はお早めにお召し上がり下さい」っていつまで?開封後の賞味期間はどれくらい?と題してお伝えしてきました。

開封後は、食品や保存状態によってどれくらい早めに食べるかが異なるので、目安一覧はご参考までに。

開封後いつまでに食べたらいいか めやす表

開封後のめやす表を参考にしつつ、保存時の食品の扱い方に気をつける(直箸で扱わないなど)

開封後の良い保存状態のためにはジッパーつきビニール袋を活用(ジッパーつきビニール袋は1回限りの使い切り)

自分の五感や体験からの直感で食べるのか廃棄するのか判断する

Jiddy
Jiddy
開封後のめやす表の期間内でも、保存状態やその他もろもろとの兼ね合いで、腐っていたり、品質が劣化して体調をくずすかもしれない可能性があります。

 

★潔い最終的結論

・自分で判断できなければ見限る
・食材や食品の見た目、におい、味などの状態を確認して、できるだけ早めに食べる

毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝  」