じゃがいも、買ってきてすぐ使わない時、どうやって保存していますか?
これまでうちは、じゃがいもは、親が常温保存で冷蔵庫の横にごろごろと置いていました。
それってどうなの?と思っていた私。
いろんなじゃがいもの保存方法があるようですが、じゃがいものおいしさを保ちながら、自分がやりやすい保存方法を探していくために、じゃがいもの保存をご紹介します。
じゃがいもの保存方法(基本は常温・暗所保存)
じゃがいもの保存は3通り
じゃがいもの保存方法 3通り
常温(涼しめ)
暗所保存
冷凍保存
それぞれの保存を見ていきましょう。
じゃがいもの保存(夏場以外)
夏場以外のときは、基本暗所で常温(涼しめ)に保存。
冷暗所でなく、常温保存で暗い場所で大丈夫です。
※気温5℃がじゃがいも保存に最適という情報もありますが、低温に弱いじゃがいも、私は涼しい暗所に保存しています。
じゃがいもは温度変化を嫌いますので、保存の温度が低いと食感が変わり、じゃがいもにしわが寄ります。みずみずしさも失われていきます。
じゃがいもの常温・暗所保存、うちではこうやっています!
日光や蛍光灯の光に当たらないように、じゃがいもの上にかぶせものをして 光をさえぎっています。
明るいと芽が出やすくなって、じゃがいもが緑色になってしまうので。
新じゃがいもも保存方法は同じです。
- かぶせるのは、古新聞。
- 密封しないように古新聞に穴をあけて、じゃがいもの上にかぶせて保存します。
新聞紙に穴、私は包む前に菜箸でプスプスと開けています(笑)
新聞紙の見開きを1枚、半分に折って片手で新聞紙を持つ、もう片手に菜箸。
これで新聞紙を刺す感じです。
たくさん穴を開けなくても大丈夫です。
気合いが入りすぎるとお箸を握る手に力が入って、新聞紙に大きく穴が開きすぎて新聞紙が破れます (;^_^A
じゃがいもを新聞紙に包んでから穴を開けようとすると、じゃがいもを傷つける場合があるので注意。
新聞紙にはさみで切り込みを入れてもいいかもです。
うまく新聞紙に穴を開けて、風通しをよくして、じゃがいもの劣化を防ぎます。
新聞紙が湿気てきたら、交換をしましょう。
なぜ、じゃがいもは常温保存?
じゃがいもは低温に弱い
じゃがいもを冷蔵保存すると、口あたりが少しザラついて、味も変化してしまうから。
(変化した味を好む方もいらっしゃるかと。まずくなる訳ではありません。)
じゃがいもは温かくなると発芽する
もうひとつ、温度が高くなると、じゃがいもはすぐに発芽体制に入ります。
発芽すると、芽の部分には毒素が発生して、保存期間も短くなってしまうのです。
じゃがいもの保存、暑い夏場は冷蔵保存
猛暑の夏は、常温保存もNGです。
夏の常温は、尋常でないですから…。
夏場に常温保存すると、芽が出やすくなって、品質がどんどん変化していきます。
芽が出ると、芽を取り除くのもやっかいですし、食べられるじゃがいもの量も減ります。
ということで、暑くなってきたら、じゃがいもは冷蔵保存。
しかし低温に弱いじゃがいも、冷やしすぎは禁物です。
夏場といっても、気温はどれくらいになったら、冷蔵保存すればいいですか?
冷蔵保存の時は、野菜室へ
夏場のじゃがいもの常温保存は芽が生えやすく、品質も落ちます。
そこで夏は冷蔵庫で保存することになります。
じゃがいもを冷蔵保存する時は、冷蔵室より温度が少し高めの野菜室保存。
温度が低すぎると早くいたみますので、冷蔵保存よりは野菜室保存が適しています。
しかし、じゃがいもを何も包まず、裸のまま冷蔵すると乾燥してしわが寄ります。
他の野菜と接触して傷む場合もあります。
- じゃがいもを重ならないように新聞紙で包む(新聞紙は穴は開けなくて大丈夫)
- スーパーの袋やビニール袋に入れる
- じゃがいも周辺にゆとりをもって野菜室へ入れる
じゃあ野菜室がないときは?
夏場は、気温が高くなり発芽が進みやすいので、野菜室がないときは、冷蔵室で保存します。
野菜室がない、いっぱいの時は、私は、野菜室よりも1枚多めの新聞紙で包んで、スーパーの袋に入れて口を軽くしばって冷蔵室に入れます。
冷蔵室での保存の場合のみです。 けど、長く保存することはありません。
買ってきてから間なしのうちに食べるのがいいと思っているので。
じゃがいもの冷凍保存もあり!
じゃがいもの発芽、緑化がめんどうな場合は、じゃがいもの冷凍保存もありです。
ただし、冷凍していない生のじゃがいもと比べると、風味や食感は若干異なります。
(好みによると思います。冷凍じゃがいものメリットは、発芽・緑化する前に下ごしらえができるというところですね。
冷凍じゃがいもは1か月ほど保存ができます。
【じゃがいもの冷凍方法いろいろ】
じゃがいもの保存、注意すること
光にあててはいけない
湿気を避ける
なぜ じゃがいもに光をあててはいけない?
じゃがいもを光にあててはいけない理由は、じゃがいもの「緑化」を防ぐため。
時に、薄いきみどり色っぽいじゃがいもを見たことはありませんか?
じゃがいもに光が当たると、じゃがいもが光合成をして皮が緑色になってしまいます。
売り場で見かけたことのある緑色のじゃがいもは、日光に当たったじゃがいもだったのかとやっと理解。
【緑色のじゃがいもは食べてもいいのか?】
品質はもちろん落ちています。
じゃがいもの保存は湿気を避ける
さらにじゃがいもの保存に「これでいいのか?」と自分で問いかけて確認してみると、
『 じゃがいもは、湿気を嫌います 』
『 土がついていると湿気を呼び込みます 』
そうなんだ。
ここで確認です!!
さらに『 保存用に使っている新聞紙も湿気ることがあるので新聞紙を交換 』
これ、忘れずに新聞紙の交換を。わが家はその前に食べてしまう傾向ですが。
口に入れる食材って、デリケートですよね。
じゃがいもの保存期間、日持ち
じゃがいもを常温・暗所保存や野菜室保存した場合、日持ち(新聞紙に包んだ状態で)
◆常温保存、冷暗所保存、過ごしやすい気候の常温保存なら、1週間ほど。
◆冬場の気温での保存は 1~2か月
箱にいっぱいのじゃがいもは、最大2か月で食べきるという感じでしょうか。
箱にいっぱいのじゃがいもの保存
箱買いだとダンボールに満タン。
箱のじゃがいもも、保存環境を整えましょう。
- できるだけじゃがいもが重ならないように小分けにする
- 穴を開けて通気をよくした新聞紙をじゃがいもの上にかぶせる
- 新聞紙のすきまから日光や蛍光灯の光が入らないよう、新聞紙でしっかりおおう
くいしんぼうの私は、できるだけおいしく食べたいので、2か月保管することはまずないです。
うまく保存しておかないと、じゃがいもの芽も出てくるし、緑化して緑色になってきます。
【じゃがいもの芽には毒がある?】
【補足】 新じゃがいもの日持ちは短い
新じゃがいもは、水分が多いので日持ちしません。
穴を開けた新聞紙で包む、紙袋に入れるなどして常温で冷暗所保存で、日持ちは1週間~10日ほど。
せっかくの新じゃがいも、買ってきたら旬を味わうためにも、早めに食べるとおいしいです。
新じゃがは皮ごとがおいしい。
【 じゃがいもの常温・暗所保存 】まとめ
じゃがいもは常温(涼しめ)で暗所保存が基本。
夏は野菜室や冷蔵室で、じゃがいもを新聞紙などで包んで、状態を整えて保存
日持ちは、新じゃがは1週間から10日、新じゃが以外は1か月~最大3か月
じゃがいもの冷凍保存もあり。冷凍保存は1か月くらい日持ち
◆じゃがいもの保存、注意すること
低温に弱い
光にあててはいけない
湿気を避ける
どの保存方法でも、じゃがいもをぎゅうぎゅうに詰めて保存するのはNGです。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」