もやしって、ひょろひょろで細くて、カサ増し素材だから、栄養ってあるの?
疑問に思います。
そこで今回は「もやしは栄養ないって本当? もやしの豊富な栄養成分をご紹介!」と題してお伝えします。
もやしの栄養…私も考えたことがなかったのですが、娘から、
「もやしはカサ増し野菜だから、もやしダイエットする!もやしたくさん買ってきて。」
と言われて気になって調べてみました。
もやしの栄養、なかなかスグレモノです!
代表的な4種類のもやしの栄養はほぼ同じですが、種類によって含まれる量が異なります。
それでは「もやしは栄養ないって本当? もやしの豊富な栄養成分をご紹介!」
もやしは栄養ないって本当?
![もやし器盛り](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/10/058ad77922ddee802aae8a6228ab7951.jpg)
もやしはただ、シャキシャキした歯ごたえを感じる、カサ増し食材のイメージがあって、栄養がないイメージがありますが、実はもやしは栄養成分豊かな食材なのです!!
もやしに含まれる栄養成分をご紹介!
もやしには特徴的栄養があるのでしょうか?
もやしは、発芽することによって栄養価が数倍上がるらしい!!
知らなかったのは私だけ??
発芽すると栄養アップ?
![](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/10/-発芽-e1575841902201.png)
もやしは発芽すると、新たに栄養素が増えます!
アスパラギン酸
アミノ酸の一種で、新陳代謝をアップさせてくれます。
新陳代謝が活発になると、いいことずくめです!
お肌の代謝を上げてくれるので、美肌につながります。
さらに疲労回復、肝臓の機能向上も!
アスパラギン酸の不足は、疲れやすくなったり、抵抗力が弱くなったりします。
アミラーゼ(ジアスターゼ)
消化酵素のひとつ。
消化を補い腸の働きを整えることで、胸焼けや胃もたれの予防が期待できます。
食欲不振を解消する効果もあります。
もやしの発芽以外の栄養は?もやしの持つ本来の栄養はなに?
![](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/10/f1fef1ad7f57d7b2e4dc6d5ed5ea11cd.jpg)
もやし4種類の栄養
4大もやし
緑豆もやし・ブラックマッペもやし・大豆もやし・アルファルファもやしの共通の栄養はどうでしょう?
もやしは、たくさんの栄養を持つのですが、全部の栄養価を挙げて説明しても、
結局どういうこと? なにが大事? と自分でもわからなくなるので、もやしに多く含まれる栄養・効能に的をしぼってお伝えします。
もやしの代表的な栄養は5種!
食物繊維
もやしの食物繊維は、腸内環境を改善、お通じを促す効果がありますが、もやしのヒゲを取ると食物繊維の量が減ります。
ヒゲを取ったほうが見栄えよく、よりおいしいと言われているんですけどね。
ビタミンB群(B1、葉酸)
葉酸には、貧血を予防することが期待されます。
赤血球の形成を助ける栄養素です。胎児の正常な発育にも役立ちます。
ビタミンB1 は、炭水化物からのエネルギー生産と皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素です。
ビタミンC
もやしのビタミンCは水溶性。
水に浸けておくと水に流れ出てしまいます。
そして、加熱しすぎるとビタミンCは損失します。
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、皮膚や骨を丈夫に保ちます。
血管を強化する働きもあります。
さらに、鉄の吸収率を上げて 活性酵素の発生を抑制することで、がんや動脈硬化、老化、生活習慣病を予防します。
風邪の予防にもビタミンCが効果があるのは有名です。
もやしのビタミンCもたくさん摂りたいですね。
カリウム
もやしのカリウムも水溶性です。
ミネラルの一種で、心臓機能や筋肉機能を調節し、血圧を下げる効果があります。
カルシウム
ミネラルの一種で骨や歯の形成に必要な栄養素です
☆☆キャベツと比べると
ミネラル、「ビタミンB1」・「葉酸」と言ったビタミンB群 そして「食物繊維」の含有量はもやしの方が同グラム数で上回っています。
もやし4種の個別の違いをみると
緑豆もやし
![緑豆もやし](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/09/-e1537952809408.jpg)
ビタミンCはブラックマッペの次に多く含んでいます。
カロリーは一番低い。
ブラックマッペ
![ブラックマッペ](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/09/-e1537950608279-283x300.jpg)
もやしの中で一番ビタミンCを含んでいます。
亜鉛、食物繊維が多く、糖質も少ない。
大豆もやし
![大豆もやし](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/09/ans-4520153241.jpg)
カリウム・食物繊維・ビタミンBが他の2種に比べて2倍の量です。
大豆もやしには、他の2種類のもやしにない、「大豆イソフラボン」が含まれています。
大豆イソフラボン、女性には必要な栄養素ですね。
なんと、大豆だけを食べるよりも、大豆もやしを食べるほうが、大豆イソフラボンを摂取できます!
さらに大豆もやしには、
体内でつくることのできない必須アミノ酸を多く含まれています。
また、大豆もやしだけにビタミンKも含まれています。
ビタミンKは、骨を丈夫にしたり、止血をするための血液の凝固をサポートする栄養素です。
アルファルファ
上記3種類のもやしの栄養に加え、
栄養価としては、野菜の王様と言われているらしい…。
たくさんのいろいろな野菜を食べるより、アルファルファを毎日食べるとバランスよく栄養を摂れるらしい。
含まれている栄養素の豊富さ、栄養成分も群を抜いているようです。
これは、百聞は一見に如かずです!!
アルファルファは、生で食べられるので、栄養をそのままおいしくいただけます。
![](https://shokuzai-hunter.com/wp-content/uploads/2018/10/expand-your-horizons.jpg)
まとめ
今回は「もやしは栄養ないって本当? もやしの豊富な栄養成分をご紹介!」と題してお伝えしました。
もやしに含まれる栄養、ちゃんと理解して食べれば、もっと効果があると感じました。
発芽によって新たに発生する栄養素が2種
・アスパラギン酸/新陳代謝アップ、疲労回復
・アミラーゼ(ジアスターゼ)/整腸、胸やけ、胃もたれの予防
食物繊維、ビタミンB1/葉酸、ビタミンC、カリウム、カルシウム
もやしの種類ごとに異なる栄養素もあり
大豆もやしには、大豆イソフラボン、必須アミノ酸、ビタミンKが含まれる。
特にアルファルファの栄養価はかなり高い。
年中、手軽に手に入るので、新鮮なうちにおいしく調理して健康増進したいですね。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」