生まれてこのかた、これまで何度もブロッコリーをゆでてきたのですが…。
そのたび、「まぁ、こんなもんかな。」とブロッコリーをゆでる分数もあいまいでした。
結果、
「今日はなんかコリコリしてて固いな。」
「う~ん、いい感じ。」
こんな時もあれば、ざるにあげたとたん、ブロッコリーがポロポロとくずれたり、お箸で持つと原形をとどめていなかったり。
その度に、「次は、ちゃんと調べてブロッコリーゆでようっと。」そう思いながら、今日を迎えております。
ブロッコリーのゆで方、レンジとフライパン、定番の鍋でのゆで方・ゆで時間の目安をお伝えします。
ブロッコリーのゆで方2種(フライパン・鍋)+レンジでチン
ブロッコリーのゆで方は2種類。番外編としてブロッコリーのレンジ加熱をお伝えします。
- ブロッコリーの蒸し煮(フライパン)
- ブロッコリーをお鍋で塩ゆで(鍋)
- 番外編:レンジでブロッコリーを加熱する方法もある
気になるゆで方を試してみて、自分の好みのブロッコリーのゆで方、ゆで具合を確実にして下さい!
①ブロッコリーの蒸し煮(タイマー必要:蒸気が出たら弱火で3分+1分蒸らす)
ブロッコリーの蒸し煮のやり方、ざっと言うとこんな感じ。
蒸気が出始めたら、弱火にして3分。火を止めてふたをしたまま1分蒸らす。
ブロッコリーの蒸し煮はいろんなやり方がありますが、このゆで方が簡単です。
歯ごたえはしっかり目で、若干かためです。
用意するもの
- フライパン(ふた付き)
- ブロッコリー1株
- 水大さじ3杯
- 塩ふたつまみ(小さじ半分)をご用意。 ※お好みで調節を。
うちはオリーブオイル(ひとたらし/aboutです)も入れます。
オリーブオイルはお好みで。入れなくてもいいです。
オリーブオイルを入れて舌ざわりをなめらかに、パサパサ感をなくします。
ブロッコリーをゆでる前にチェック! ブロッコリーの洗い方、切り方はバッチリですか?
ブロッコリーの蒸し煮の手順
1⃣フライパンにブロッコリー、お水大さじ3杯を回し入れる。
2⃣塩ふたつまみ(小さじ半分)を入れる。(うちは+オリーブオイルひとたらし)
ひとつまみは親指、人差し指、中指の3本で軽くつまんだ量です。
3⃣鍋にふたをして強火。
4⃣蒸気が出始めたら、弱火にして3分。
5⃣火を止めてふたをしたまま1分蒸らす。
6⃣ざるにあけて冷ます。
やや硬めの食感のできあがりです。
※硬めなので、あたたかいシチューやスープの具に足すことができます。
※大きさやブロッコリーによっても できあがりに若干違いはあります。
蒸し煮のいいとこ
ブロッコリーの蒸し煮は少量のお湯で時短で仕上げられる。
ブロッコリーのうまみが凝縮されて本来の甘みを感じることができます。
そして、ブロッコリーが水っぽくない。
次にゆで方2種類め
ブロッコリーを鍋で塩ゆでする方法についてお伝えします。
②ブロッコリーを鍋で塩ゆで(タイマーを使って2~6分ゆでる)
ブロッコリーをお湯でゆで上げると、ホクホク感があるゆで上がりに。
ブロッコリーをお鍋で塩ゆでする場合は、タイマーを使わず固ゆでか、タイマーを使って2~6分の間でやわらかくゆでる。
水の量が多いので、塩を入れることでブロッコリーの緑色を安定させて、水っぽさを軽減、栄養が流れ出るのを防ぎます。
塩の量はお湯の1~2%が目安です。
(お塩の量は、情報がまちまちなので、上記1~2%の分量を目安にして調節して下さい。お湯500㏄に小さじ1杯のお塩でお湯の1%です。塩分の気になる方は控えめに。)
では、次はブロッコリーのお鍋でのゆで方、ゆで時間について。
お鍋で塩ゆで/タイマーを使わない場合
最初から最後まで強火のまま。
1⃣鍋のお水を沸騰させて塩を入れる。
ブロッコリーのつぼみが完全にお湯に浸からなくても蒸気で加熱されるので、お湯の量はあまり気にせずに。
2⃣ブロッコリーを投入。茎を一番に入れ、30秒ほどゆでる。次に房の大きいところ、小さい房を順に入れてふたをする。
3⃣ブロッコリーを全部入れてから、鍋全体のブロッコリーがグラグラと揺れてしっかり再沸騰したら、火を止めてざるやお皿にあげて冷ます。
- 硬めのゆで上がり(特に茎の部分)でかみごたえあり。
- ブロッコリーの青味、野菜らしさを感じられます。
- つぼみも茎もやわらかめ希望なら、時間を計るのが確実。
お鍋で塩ゆで/タイマーを使う場合
最初から最後まで強火のまま。
1⃣鍋のお水を沸騰させて塩を入れる。
ブロッコリーのつぼみが完全にお湯に浸からなくても蒸気で加熱されるので、お湯の量はあまり気にせずに。
2⃣ブロッコリーを投入。茎を一番に入れ30秒ほどゆでる。次に房の大きいところ、小さい房を順に入れてふたをする。
3⃣ブロッコリーを全部入れてから、タイマーで測って好みのゆで具合にします。
沸騰してからのゆで時間の目安
沸騰して2分
まだやや硬めでシャクシャクした食感です。
沸騰して3~4分
柔らかな歯ざわりで甘みがでています。たくさんブロッコリーを食べたいときにちょうどいいやわらかさ。
沸騰して5~6分 口当たりがかなり優しい。離乳食にも使えるゆであがりで、お箸でくずせます。ブロッコリーの青味もだいぶなくなっていて、野菜が苦手な人も食べられるかも。
*好みの硬さにゆであがったら、お皿やざるにあけて冷ます。
自分の好みのゆで上がりを知るために、最初は、茎の部分に竹串をさして ゆで具合を確認してみると目安が見えてきます。
蒸し煮と同様、ゆで上がったら水にさらさないで、お皿やざるにあけて冷まします。
③レンジでブロッコリーを加熱する方法もある
レンジでブロッコリー加熱なら、1分30秒~3分の間で固ゆでからやわらかめまで。
最近、材料をいれたらレンジにお任せの「レンチンクッキング」が大人気です。
私もいろんな料理家さんのレシピでおいしく楽しく食べています。
用意するもの
-
耐熱容器(ガラス・陶磁器・プラスチックなど)
ない場合は、一般の陶器を代用できます。
ただし、金色や銀色、その他色つきのイラスト、柄、飾りを含むものは、レンジ内で火花が散ったりこげつきを起こすことがあります。 -
ブロッコリー適量(耐熱容器にほどよく入る量)
-
お水(ブロッコリーをくぐらせる程度)
-
塩ふたつまみ(小さじ半分)をご用意。 ※お好みで調節を。
ひとつまみは親指、人差し指、中指の3本で軽くつまんだ量です
ブロッコリーのレンジ加熱
1⃣小房にわけて切ったブロッコリーを水にくぐらせて耐熱容器に入れる。
2⃣塩ふたつまみ(小さじ半分)を入れる。※ひとつまみは親指、人差し指、中指の3本で軽くつまんだ量です
3⃣ふわっとラップをかけてレンジ(600W)でチン。
4⃣湯が残っていたら捨てる。
ブロッコリー1株使用
- レンジ1分30秒~2分くらい加熱 やや硬め
- レンジ3分くらい やわらかめ
目安にしてレンジ加熱時間を調整して下さい。
加熱後のブロッコリーの保存
加熱・ゆでたブロッコリーの冷凍保存はおすすめしません。加熱後に冷凍すると、つぼみが水分を含んで、食べるときに水っぽくなりがちです。
【 ブロッコリーのゆで方 】まとめ
ブロッコリーのゆで方は2通り+1レンジ加熱
蒸し煮タイプ
ブロッコリーが水っぽいのは遠慮したい方、シャキシャキ食感のブロッコリーを味わいたい方は、蒸し煮タイプ。
蒸気が出始めたら、弱火にして3分。火を止めてふたをしたまま1分蒸らす。
お鍋で塩ゆで
ブロッコリーのやわらかい食感をお好みの方は、お鍋で塩ゆでタイプ。
タイマーを使わず固ゆでか、タイマーを使って2~6分の間でやわらかくゆでる。
レンジでブロッコリー加熱
火を使わずに材料を入れてレンジ任せがいい人はレンジ加熱。
600Wでレンチン、1分30秒~3分の間で固ゆでからやわらかめまで。
ご家庭のガスコンロやIHによってもゆでる時間は異なりますので、ゆで時間などは目安になります。
ブロッコリーのつぼみが水を含んで、ベタベタ水っぽくなります。
やわらかいのが好きな方は、好みのゆで具合でかまいませんが、ブロッコリーは長くゆでると傷みやすくなりますので、早めに食べきりましょう。
ゆでたブロッコリーの冷凍保存は、水っぽくなるのでおすすめしません。
自分の調理のしやすいブロッコリーのゆで方を見つける、自分好みのブロッコリーの食感でゆでれるようになると、またお料理や食べることが楽しくなります!
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」