じゃがいもの調理、じゃがいもがやわらかくなれば基本はいいのですが、やわらかくなるのにどれくらい加熱しますか?
じゃがいもは硬いので、調理に時間がかかるような気がします。
じゃがいもがやわらかくなる迄加熱して、何度か竹串を刺して竹串がスッと通れば完成!
なのですが、じゃがいもがやわらかくなるまで何度も竹串を刺していて、初心者の頃、じゃがいもが穴だらけになった過去があります…。
そこで、じゃがいもがやわらかくなるまでの加熱時間の目安をまとめてみました。
じゃがいもの大きさや品種によって調理時間は違ってきます。
火力やコンロ、電子レンジのワット数などによっても違いがでます。
最終的には、味見したり竹串を刺して確認して好みのやわらかさに仕上げて下さい。
じゃがいも調理は、ゆでる・揚げる・焼く・蒸すがあります。
この記事では、じゃがいものゆでる・揚げる・焼くの加熱時間の目安をお伝えします。
じゃがいもを調理する前に、じゃがいもの芽、しっかり取り除きました?
じゃがいものゆで方・時間
じゃがいもの甘みを引き出すには、30分間ゆでる!!
この30分間が、じゃがいもの素材の味を生かしてさらにおいしくする秘訣なのですが…。
しかし、私には30分間じゃがいもを煮る余裕なんぞありません。
というわけで、わが家のじゃがいものゆで時間は、時間短縮の10分~15分です。
じゃがいものゆで方
1⃣水からゆでます。
じゃがいもは根菜なので水からゆでます。
根菜…土の中で成長し食べられる部分がある野菜類
2⃣じゃがいもをゆでる。
皮つき丸ごとのじゃがいもをゆでる場合の加熱時間
時間に余裕があって、じゃがいも本来の味わいを生かすならじっくり加熱。
皮つきで丸ごとのじゃがいもなので、時間がかかります。
調理時間に余裕のある方
①沸騰したら15分+火を止めて15分の計30分。
時間短縮(少しでも早いの希望)
⇒お湯がふきこぼれないくらいの火加減で10~15分ゆでる。
じゃがいもは皮がついたままゆでてもいいの?
多くのかたは、じゃがいもの芽や皮などを取り除いてから、じゃがいもをゆでていると思います。
皮のままのじゃがいもをゆでても大丈夫です。
実は、皮をつけたままじゃがいもをゆでると、
- 水っぽくならない。ホクホク感アップ。
- 煮くずれしにくくなる。
- 栄養がゆで汁に流れないので、栄養価がじゃがいもにしっかり残る。
- じゃがいものおいしさもがゆで汁に逃げず、本来の風味が味わえる。
ただし、スープやカレー、シチュー、お味噌汁など汁もいただくお料理の場合は、皮をむいてから調理しましょう。
皮つきじゃがいもはゆで上がったら、簡単に皮がむける。
皮つきでゆでたじゃがいも、熱いうちにむくと簡単に皮がスルリとむけます。
(私もいつも試しますが、私は要領がよくないのか百発百中ではありません。ときどき全部スルリとむけないことがあります。きっとまだまだ経験値が少ない…。)
ゆであがったじゃがいもはかなり熱いので、やけどにご注意を。
ゆでたて皮つきのじゃがいもをスルリと皮をむく方法
- じゃがいもの中央の皮に、2mmくらいの深さの切り込みを入れてからじゃがいもをラップでしっかり包んでゆでる。大きい芽は簡単に取り除いておく。
- ラップごとそのまま冷たいお水(氷水がグッド)に10~15秒浸ける。
- ラップの上から切り込みから皮をむく。左右にじゃがいもの皮を引っぱってはがす感じ。
※皮をむいたあとで、芽と緑化部分を取り除く。
少し冷めてから、じゃがいもを好みの大きさに切り分けます。
じゃがいもの皮をむいてカットしてゆでる。
皮・芽・緑化部分を取り除いたじゃがいもを食べやすい大きさに切って、強火で沸騰させて、沸騰したら弱火で8~10分ゆでる。
皮つき丸ごとのじゃがいも、皮むきのカットじゃがいも共通でいえること。
※じゃがいもの大きさ・品種・個数や火加減によってゆで時間にズレが出てくる場合があるので、竹串が力を入れなくてもスッと通るくらいにゆで上げて下さい。
大きめのじゃがいもは、時間短縮のゆで方だと、丸ごと中までゆで上がらない可能性があります。あと5分くらい時間を足して、15~20分くらいゆでてみて下さい。
竹串は、じゃがいもの中心に刺して確かめて下さい。
じゃがいもの焼き方・揚げ方、加熱時間
じゃがいもを焼く・炒める
1⃣じゃがいもたちがベタベタしてくっつかないように、表面のでんぷん質を洗い流しておく。
※焼く・炒める時間を短縮したい場合
- 拍子切りやスライスなど、細く薄めに切っておく。
- じゃがいもを4等分くらいにカットして、軽く水にくぐらせて、ラップをして電子レンジで3分ほど加熱しておく。
料理によって調節を。時間短縮には、レンジ加熱するか、下ゆでするのが確実です。
2⃣じゃがいもが透明になってきたら味つけをして完成。炒め時間は5~7分くらいで済みます。じゃがいものやわらかさは好みがあるので、味見して確かめて下さい。
じゃがいもを揚げる
1⃣じゃがいもをカットする。くし形にカットすると食べ応えがあります。
2⃣カットしたじゃがいもを水洗いして、表面のでんぷん質を落とす。水分を軽く拭き取る。
※表面をカリっとさせたい時は、じゃがいもに薄力粉をまぶす。じゃがいも100gに大さじ1くらいがいいようです。
私は面倒くさがりなので素揚げです(;^_^A
3⃣じゃがいもの揚げる。揚げ方は2通り
☆低温調理 思ってる以上にホクホクに揚がります。
➀カットしたじゃがいもをフライパンに入れる。
➁じゃがいもがひたひたになるように揚げ油を注ぐ。
③強火で加熱。ぶくぶくとしてきたら弱火にして5分ほど揚げる。
※竹串にスッと火が通るまで揚げる。まだじゃがいもが硬いときはあと1~2分ほど様子を見る。
④強火にして2~3分ほど揚げる。(200℃くらいの高温にするとカリっと感が出ます。)
☆熱した油にじゃがいもを入れて揚げる
160~170℃に熱した油で3~4分揚げる。(8等分くし形カットじゃがいもの場合)
4⃣味つけする場合は、熱いうちに塩やバターをまぶす。
じゃがいもを焼く・揚げる場合、水に30分~1時間さらすという情報が多いです。
よりカリっとさせたい場合は、30分~1時間ほど水にさらしてでんぷん質をしっかり落としてから水分を拭き取って調理して下さい。
きたあかりやインカのめざめなど、糖度が高い甘いじゃがいもは、こげて茶色になりやすいので、気をつけてください。(揚げ物にはあまり向いていない…。)
時間が経つとじゃがいもから水分が出てくるので、早めに食べることをおすすめします。
【じゃがいも ゆで時間、揚げ時間、焼き時間】まとめ
調理時間をメインにまとめています。
じゃがいものゆで時間
皮つきじゃがいも丸ごとをゆでる
*調理に余裕のある方
①沸騰したら15分+火を止めて15分の計30分。
*時間短縮(少しでも早いの希望)
⇒お湯がふきこぼれないくらいの火加減で10~15分ゆでる。
じゃがいもの皮をむいてカットしてゆでる。
皮・芽を取り除いたじゃがいもを食べやすい大きさに切って、強火で沸騰させて、沸騰したら弱火で8~10分ゆでる。
ゆであがった皮つきのじゃがいもをスルリと皮をむく方法もご紹介しています。
じゃがいもを焼く・炒める
①じゃがいもたちがくっつかないように、表面のでんぷん質を洗い流しておく。
➁薄くスライスしたり、細めの拍子切りなどして、両面を焼くこと5~7分くらい。
じゃがいもを揚げる:2通りの揚げ方あり
➀低温の油からの加熱
強火⇒ぶくぶくしたら弱火5分⇒じゃがいもがやわらかくなったら強火で2~3分で計10分弱。
※竹串にスッと火が通るまで揚げる。まだじゃがいもが硬いときはあと1~2分ほど様子を見て。
➁熱した油にじゃがいもを入れて揚げる。
160~170℃に熱した油で3~4分揚げる。(8等分くし形カットのじゃがいもの場合)
じゃがいもを皮つきで丸ごとゆでるのが一番時間がかかって、それ以外は10分ほどでじゃがいもはやわらかくなります。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」