もやし 調理方法
もやしは栄養なさげですが、しっかり栄養あります。
そうなると、もやし栄養調理法! 栄養を逃さない調理法は?
もやしの栄養、効能は調理しても十分生かされているのかが気になりますよね。
もやしには、加熱や水分に弱い栄養が含まれていますので、今回は「もやし栄養調理法! 栄養を逃さない調理法は?」と題して、もやしの調理を簡単にお伝えします。
もやし栄養調理法! 栄養を逃さない調理法は?
もやしの栄養を逃さない調理法は4つあります。
栄養を逃さないだけでなく、もやしの歯ごたえやおいしさを活かした調理法です。
①もやし炒め、一番最後に入れる。(強火で1分)
ホルモン炒め…ホルモンともやしを炒めてこってり味つけ、うましです。
もやしの調理は、強火で1分以内…火力が弱いと栄養・食感共に失われていきます。
もやしさっと炒め 手順(我流)
私は、もやしを炒めるときは、
➀ざるに広げたもやしに熱湯をゆっくり二まわしかける。
➁もやしの水気をざるで切り、広げて冷ましておく。
③フライパンを温め、炒め油も温める(テフロン加工のフライパンは、長時間の空だきに注意)
④それ以外の材料も先に炒めて温めておく
⑤最後の最後に強火のフライパンの中へもやし投入。炒め時間は1分以内
強火の炒め物は、先に投入した材料がこげやすくなるので手早く調理を。
※大豆もやしは1分では大豆に火が通りません。
注意! 大豆もやしはサッと加熱はNG。沸騰→弱火で3〜4分
大豆もやしは炒め物には不向きだと言えそうです。
炒めているときは、フライパンは振りません。
家庭用コンロでは、 フライパンを振っている間、火がフライパンの底から離れるので火力が弱まります。
フライパンの底をガス火から離さずに、一気に炒めて取り出します。
時間が経つと水分が出てくるので、できあがったら早めにいただきましょう。
➁もやしをさっとゆでる(沸騰したお湯で30秒ゆでる)
これは野菜少なめ(野菜は普通でももやしがシャキシャキなので、量が多く満腹になるので)
にんにく増し増しかつお節なし。
ラーメン屋さんのもやし、うまく調理されていますよね。
シャキシャキで食べ応えバツグンです!!
もやしを手早くゆでるってことだと思うけど、実際どうすればいいのか??
もやしをさっとゆでるとは、これです!!
沸騰しているお湯で30秒ゆでる。
もやしをさっとゆでる手順
➁沸騰しているお湯にもやしを一気に投入。
③30秒加熱。
④30秒たったらすぐにざるでお湯を切り、お皿やバットに広げて冷ます。もやしの蒸気で水分を飛ばします。
(もやしの水気が気になるなら、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。)
もやしの水気、たぶん気にならないと思いますが、もし水分が気になるようなら、もやしを押さないようにペーパーで押さえて水分を拭き取りましょう。
もやしは、ゆでたら水にさらさない、もやしの水分をしぼらない。
もやしの水分をしぼる方もいます。
シャキシャキ感をしっかり感じたいなら、しぼらずに。
水分が飛んでから、和え物やナムルの味つけをします。もやしが熱いほうが味がなじみます。
ナムルは、もやしをまずごま油で和えると、もやしがごま油でコーティングされてもやしの水分が流れ出にくくなります。
味をしっかりしみこませたい時は、ごま油は最後。
また、スープにもやしを入れて、スープに溶けだした水溶性の栄養、ビタミンCや葉酸を汁ごといただくのも手です。
シャキシャキ感がなくならないよう、器に入れる少し前にもやしを入れて、30秒ほど加熱してできあがり、そしてすばやく提供。
③蒸し物に入れる、もやしの蒸し方(蒸し器・電子レンジ加熱)
蒸すのが面倒なら、電子レンジで加熱すると蒸した状態に近くなります。
耐熱容器にもやしを入れて、ふわっとラップをかけてチン。
もやし一袋分 2分くらい(600wの場合)レンジ加熱。
ワット数などによって、加熱する時間を調整してください。
レンジで加熱しすぎると、青臭さが増すのでご家庭のレンジで加熱時間の調節を。
レンジのワット数がレシピと違うときの換算表はこちら
https://shokuzai-hunter.com/range-watto-suu/
もし、もやしから水分が出過ぎているときは、ペーパータオルで水気をとって下さい。
しかたなくその茶色のもやしを炒めて再調理。
シャキシャキ感なし、もやしのうまみなし、重要な栄養は…きっと失われていたでしょう
④もやしを調理する時、ひげ根は取る?
食物繊維・ビタミンCを摂りたいなら、もやしのひげ根は取らない。
もやしのひげ根を取ったほうが見栄えよく、よりおいしいと言われていますが、もやしのひげ根を取ると、食物繊維の量が減ります。
ビタミンCも流出しやすくなります。
ひげ根を処理しないと臭みが出たり、変色しやすい…。臭み・茶色くなるのを防ぐには?
根取りもやし 白くてきれいです…。
臭みや茶色のもやしが気になる場合は、お酢大さじ2分の1杯を加えて調理してみて下さい。
(お酢が気になる方は小さじ1杯と塩少々)
できあがったお料理からは、お酢のにおいはなくなっているはずです。
もやしの色も白っぽく色あいがよくなっていると思います。
もやしの調理の前に疑問! もやしは洗うの?⇒基本洗わなくてOK
もやし協会のホームページを確認
もやしは出荷前に清浄な水で洗浄されていますので、基本的には調理前の水洗いは必要ありません。 ただし、お手元に届くまでや、お手元に届いてからの保存状況の良し悪しなどによって臭いが気になる場合などには水洗いしていただいても結構です。
なるほど。
私もやしを開封してから、必ず水でさっと洗っていました。
もやしを水洗いするので、炒め物調理の前には水切りが面倒でした。
それなりに水切りをしないと、加熱に時間がかかってもやしのシャキシャキの食感が減るので。
ただし、調理する前のもやしの状態によっては、洗う必要があるようです。
もやしを袋詰めするときの消毒のにおいが気になる人。
もやしによっては、もやしの袋に「洗ってください。」の表示があるものも。
消費期限に近い物など、気になるときなど。
もやしを洗うのは、その時の判断ということになります。
私は、最近は買ってきて2日以内にはもやしを使い切るので、洗っていないです。
注意! 大豆もやしはサッと加熱はNG。沸騰→弱火で3〜4分
大豆もやし(豆もやし)は、豆に火が通るまで加熱が必要です。
大豆もやしはどうやって加熱するのがいいのでしょうか?
長く加熱すると、大豆もやしのシャキシャキ感や栄養は損なわれないのでしょうか?
大豆もやし(豆もやし)加熱の例(クックパッドで確認)
鍋にもやしとひたひたになるぐらいの水を入れて、ふたをして火にかける。
沸騰するまで強火。沸騰したら弱火で3分。
蒸し煮っぽい感じです。
豆が大きい場合は、沸騰してから弱火で5分くらい。豆の煮え具合で加減してください。
豆もやし(大豆もやし)の調理時間・ゆで方は検索するといろいろ出てくるのですが、上記のように3~5分加熱した場合の栄養、シャキシャキ感についてはなかなか回答が出てきませんでした。
他のもやし同様、加熱によってもやし栄養は損なわれていくので、大豆もやしの大豆に火が通るまでのできるだけ短時間で調理が基本のようです。
まとめ
もやしの栄養をしっかり摂りたい!
その思いから、今回は「もやし栄養調理法! 栄養を逃さない調理法は?」と題しましてお伝えしました。
もやしはさっと短時間で調理して、できあがったらすぐに食べるのが、
栄養をできるだけ摂りながらおいしく食べる秘訣のようです。
短時間と言えども、もやしの調理方法によって若干の違いはあります。
もやし 炒め…もやしに熱湯を回しかけ冷まして下ゆで。1分以内で一気に加熱
もやし ゆで方…沸騰したお湯で30秒。すぐにざるなどに広げ、蒸気で水分を飛ばす。
さらにキッチンペーパーで軽く水気を拭き取ってもOK(決してしぼらない!!)
もやし 蒸し物…約2~3分
豆に火が通るまで加熱)
大豆もやし…沸騰してから3~5分茹でる。(※もやしのひげ根は、食物繊維・ビタミンCをしっかり摂りたければひげ根はとらずに調理
※もやしを加熱したら、水にはさらさない。
もやしのできあがり、料理店のようになかなかうまくいかないこともあります。
料理店は火力が違います。
もやし炒めは、中華料理店や食堂で食べるのが抜群にシャキシャキでうまし。
けど、家で作るとコストは激減、安いです…。
毎日の食事…「 今日もいのちをいただきます。毎日食べられる幸せに感謝 」
もやしって栄養ある?